「飛び跳ねる思考」


「飛び跳ねる思考」
東田直樹著 イースト・プレス出版

ボクは仕事先で自閉症傾向の子どもと接する機会があります。
彼らが何を考えているのかわからず、どう接していいのかとても不安でした。
自閉症の方が書いた本は他にもあり、それを読んでみました。
すこし理解は進みましたが、まだもやもやは続いていました。

先日、母から薦められてあるNHKのドキュメンタリーを見ました。
それがこの本の著者、東田くんを知ったきっかけでした。
あの番組は多くの反響をよんだと思います。
何度も自然に涙がでてきて、これまで触れられなかった奇跡に感動しました。

意味のわからない行動をとっている
コミュニケーションがうまくとれない変人
劣っている
なんか怖い

ボクはどこかで彼らのことをこう思っていました。
彼らと接する時にも、かわいそうな人には優しく。
そんなバカなことを考えてしまっていました。
多くの人もボクと同じような感覚を無意識に持っていると思います。

自閉症の方は絶えずそういうふう目にさらされた世界で生きているのです。
けれど、彼の内部ではすごく豊かな世界が広がっているのです。

ボクがわかってなかっただけだなんだ

彼の感受性はボクの想像をはるかに超えていました。
透明で美しい、そして聡明でした。
彼の言葉を読んでいると彼の世界のとらえ方に驚嘆します。

ことばで伝えてくれる奇跡
ありがとう

自閉症スペクトラムは多種多様なので、すべての方が彼と同じではないでしょう。
けれど、彼の豊かな世界に触れる時、大きなギフトをもらえます。
自閉症スペクトラムだから、ということを超える感動があります。

実は人それぞれですべて違う世界を見ていて、異なる表現をしています。
世界のあり方は、生きる人すべてで異なるのです。
大多数がなんとなく共通だと思っている感覚にもずれがあります。
そのずれが大きい人は変な人ということにしてしまいがちです。

ずれが大きい人はたしかに日常生活に支障があるかもしれない。
それはハンディキャップとして負のイメージでとらえられることが多いです。
たしかにそれは一つの現実です。
けれど、必ずプラスの部分もあります。
彼の場合、それは彼のとてつもない感受性とその表現力でした。

すべての人にこのことは当てはまるのだと思います。

関わる人のプラスを探してみよう。
自分のプラスを探してみよう。
そう思うようになりました。

とてもオススメです。

2 コメント :

  1. シリウス星人2014/09/15 20:18

    私も変人です(笑)
    最近、出会う人みんな楽しい変人たちなんで、すごい楽しいです。
    人と違うっていうのは、最高だと思います。
    これからの時代は、もっと自由に楽しく生きていける時代なんでしょうね~。

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  2. シリウス星人さん

    コメントありがとうございます。
    そうなんですね、ま、よく考えたら普通の人ってあまり世の中にいないかもしれないですね。
    自由に楽しく生きていきましょう!

    返信削除

 

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