祈りのブータン王国06

今日は待望のキノコの回後半です!!
たくさんの写真がありますが、全部キノコ!
ちなみに、「名称(学術名)<危険性>」の情報は前回出てきた、松茸フェスでもらったポスター Mushrooms of Bhutan を見て書いています。素人がポスターを見て勝手に判断しているので、間違っている可能性大です。データとしては使えません。
専門家なきキノコがりは危ないのでやめましょう。よろしくお願いします。

さてさて、多くのキノコと出会ったのは首都ティンプーの山で友人とその仲間、総勢4人でハイキングをした時のこと。ハイキングと言っても、標高3,700m近くまで登りましたが、、、
 はじめに出会ったのはこの子。これ何? あ! キノコやん!って感じでした。
ちなみに彼(彼女)は「Ink Cap (Coprinus comatus)<Edible Excellent>」だと思います。
うむ、たしかにインクのキャップに見えます。しかも食べられて美味しい!らしい。
傘の部分がロングスカートの様に閉じています。あ、やっぱり彼女でいいか。
 「Weeping Milk Cap(Lactarius volemus)<Edible>」
これは間違ってるかも。傘が開ききっているのでなかなか判断が難しいです。一応食べられるって書いてありますが、ポスターを見ている限り、赤は<Poisonous>の確立が高いです。
 彼らはポスターに載っていない模様。「Hymalayan Gypsy(Rozites emodensis)<Edible Excellent>」に似てないこともないのですが、なんか質感が違うっぽいです。
兄弟みたいでかわいいですね。
 「Half-Dyed Slender Caesar(Amanita hemibapha)<Edible Excellent>」だと思います。半分染まったスレンダーなカエサル???なんのこっちゃ??
日本語名はタマゴタケらしいです。これはたくさんありましたし、ものすごく巨大なものもありました。後で出てきますが、最大のものは僕の手のひらより大きい!
友人はうっとりと見つめていました(笑)。
今調べたらタマゴタケモドキもあるらしいですね。奥が深い!
 これは、、、モッツァレラキノコです。いや、まったく何かわかりません。
ポスターで調べるのも難しい角度のショットでした。スンマセン。
 これはキノコの山です。チョコレートでできてます。
ウソです。ポスターには見当たりませんが、かわいらしいです。
 たぶん、「Asian Chinkapin Lapidella(Amanita castanopsidis)<Deadly Poisonous>」だと思います。チンカピン?って何? なんだか栗の一種みたいです。ふふふ、変な名前。
ラピデッラ?? ネットで見たら蛾の一種がでてきました。
アジアのチンカピン蛾???なぞは深まるばかりです。
食べたら死ぬる。
 「Half-Dyed Slender Caesar(Amanita hemibapha)<Edible Excellent>」。
またでました!これは大きかった!!!
 しずかに一人たたずむ「Magic Mashroom(Panaeolus spp.)<Poisonous>」と思われる子。
ちっこいです。傘部分が2センチないくらいかな。
 こちらも一人ただずむ王子様。ポスターには似たものはないですね。行儀よさそうです。
 これは、、、「Yellow Wart, Yellow Patches(Amanita flavoconia)<Poisonous>」かな?
傘の上に白ごまが、傘の下にはよだれかけがついてます。
 腕なしニョロニョロです。これもキノコですよね?
ポスターにはないです。やっぱりウデナシニョロニョロにしか見えない!
この名前でいいでしょ。
 まだまだキノコはあったのですが、少し暗くて僕のiphoneが手ぶれしてしまってました。残念無念。。。このお方はキノコ専門家。でなく、道中で出会ったブータンの人。彼らは山を登りながらキノコを採りまくってました。この誇らしげな顔、素敵!
大きな「半分染まったスレンダーなカエサルさん」を持っておられます。左の方の背負っている白い袋には大量のキノコが!!
彼らの後ろになってしまうと食べられるキノコを見るのは不可能だと思われます。違う道から合流したので上の写真を撮れました。ラッキー。
教訓、「ブータン人が登る前に登山しましょう。キノコと出会うために。」
 こちらは小人が住んでいそうな枯れ木です。いい感じです。キノコタワーです。
キノコの種類はわかりません。
 裏側には別の種類のキノコが!これも名前はわかりません。。。
これは別の日に、日本人の大学の先生に夕飯をごちそうになった時見せてもらいました。「冬虫夏草」ご存知ですか?
ポスターでは、「Chinese Caterpillar Fungus(Cordyceps sinensis)<Edible Excellent> 」と書いてあります。友人は、ブータンの名前でも冬虫夏草っていう意味らしいよ。と驚いていました。へぇ、なんでだろ?ということで調べてみました。

Wikipediaより
 別名を「中華虫草」ともいう。「冬虫夏草」の名称は、チベットで古くに、この菌がは虫の姿で過ごし、になると草になると考えたことから名付けられた。チベット文字での呼称「དབྱར་རྩྭ་དགུན་འབུ」を漢語に直訳したものが「冬虫夏草」である。

なんと!そういうことだったのですね。はるばる遠くから日本に伝わっていたからなんだ。面白い!
最後に、Mushrooms of Bhutanのポスターをお目にかけます。
にわかキノコブームが到来し、興奮さめやらぬ中、僕が帰国してから友人はなんと奇跡の体験をしていました。
彼女の仕事場の、隣の机にやってきた新人さん。この人がなんとブータンの野草や薬草に詳しく、しかもキノコにも詳しい人!すでに野草や薬草の本を執筆しており、しかもキノコ本を執筆中ですと!!
いいなぁ、うらやましいなぁ。一緒に山に入りたいなぁ。
いいなぁいいなぁ。

本、英語なのかな。英語なら買って来てもらおうかな。
ゾンカ語なら、日本語版作ってくれないかな、欲しいなぁ。

案の定長い記事になってしまいました。
「ブータン、キノコと出会う旅。」
結構行きたい人いるんでないかな?

Takao

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