「ファインマンさんは超天才」

「ファインマンさんは超天才」
C.サイクス 著 大貫 昌子 訳 岩波現代文庫

またもやファインマンの本です。
ファインマンのまわりの人たち、そしてファインマン自身のインタビューで構成されています。
これまで読んできた内容とかぶる部分も多かったですが、同じ内容をもう一度読んでも面白いです。

最後の方にあった、タンヌトゥーバという国の話しはかなりわくわくしてしまいました。幻の国。みなさんも調べてみてください。僕も行ってみたいなぁ。
モンゴルとちかい文化がありそう。
ファインマンに行ってもらいたかった、そして面白い話しをしてもらいたかった。
なんとかしてこの国に行こうとあらゆる企てをした結果、彼が亡くなって数週間後に公式の招待状が届いたのはとても残念です。

好奇心、この言葉につきると思いますが、新鮮な目で世の中をみつめ続けた彼の生き方は多くの人に影響を与えているように思います。
好奇心を持って見つめると、自分の足下にもはるか遠くの空の向こうにも、本当に不思議であふれています。
日常がつまらなく感じてきたときこそ、もう一度新鮮な目で素直に世界を見つめ直してみようと思います。


Takao

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