遠くて近い東北へ04

 お師匠さんのお話、まだまだいくらでも出来るのですが、今回は帰り道に通った宮城の海岸沿いと飯舘村のお話です。今回の旅、結構タイトなスケジュールだったのですが、帰りになんとか被災地を通れました。震災が起きてから行けてなかったので、行けてよかったです。
 上の写真2枚は相馬市から少し南に下った海岸沿いです。一面の緑はもともと村があったところ。車で走っていると、津波がきた場所が結構わかります。震災から1年半経っているので、かなり復旧してる場所もあると思いますが、まったくの手つかずの場所も多いです。この海岸ぞいはがれきはまったくありませんが、一面が草原になっていました。
車を降りてたたずむと、なんとも言えない気持ちになります。
しっかりとお祈りして、しばらくそこで過ごしました。
海水が入った地面から、新たな無数の命が育まれています。自然の力はとても強いです。
あちこちで鳥が見られました。
 そのまま海岸沿いを南下していったら、福島原発20kmのところで道路封鎖が行われていました。しかたなく、西に向かい迂回路を探しますが、なかなか迂回できません。
北西方向なら大丈夫なので、北西に向かうと、ちょうどそこは飯舘村でした。
 飯舘村はホットスポットで有名になってしまったところです。僕の住んでいる伊賀地域にも、疎開されてきた方がいます。飯舘村は、海岸ぞいから福島市に向かう中継点なので、車がよく走っていました。
僕は空間線量計を持っていたのですが、それで見るとやはり線量が高いです。
田畑がどうしようもなく放置されている状態で、村は人の気配がほとんどありません。
僕がどうこう言えるものではないですが、心が痛いです。
経済のため、社会のため、国際社会でやっていくため、、、
いろんな何のためっていう目的がありますが、一番大切な「幸せに生きる」ため、という目的が失われるようなことはやらないで欲しい。
物質的な豊かさは十分あるし、先達が築いてくれた今の社会は立派だと思います。
けれど、これからは僕たちがもう一度「幸せに生きる」ため、という目的をしっかり見据えて社会を担っていきます。

遠くて近い東北へ、はこれでひとまずおしまいです。

Takao

0 コメント :

コメントを投稿

 

アーカイブ

メールにおとどけとは

あかめのおこめの記事がメールに届きます。詳しくはこちら