「たべものをつくるということ」その2

Takao
この前のお話がすこし長くなってしまったので、新しく記事をつくります。
たべものをつくること。今日、みっちゃんともおはなししてたんだけど、みっちゃんが興味深いこと言ってたね。「泥にまみれたり、風にふかれて外で作業していると生きてるなぁって思う。」これ、もう少し詳しく教えてくれるかな?

Michiko
そのようなことお話していましたね。
私、小さい頃、女の子たちがおままごとで、泥団子を作って遊んだりしているのを、「手に泥がつくから、手が汚れるから嫌だ。」ってしない子供だったんです。
母は今の私を見て、「小さい時に泥遊びをしなかったから、今頃になってしている。」と、言ってます。
田んぼや畑での作業を始めたばかりの頃は、ただただ、土や風を感じることが気持ち良いなと思っていたのです。癒されるというか、なんだかホッとするなという感じでした。
最近は、田んぼや畑を通して、大地や自然を感じることや、作業の中で汗をかいたり、少し息があがったり、しんどいことも全部ひっくるめて、「生きてるんだなぁ、わたし。」という感じです。
上手く、表現できないですが・・・。

Takao
面白いなぁ。僕が子どもの時は文字通り野山をかけまわってたように思うなぁ。
背が高い草をかきわけて、そこを秘密基地にしたり。
夏に虫取りにいったり。なんだかわくわくすることが多かったように思います。
そういった体験を持っていることは僕の宝物です。
今もあんまり変わらない生活ですが、、、
子どもには自然の中での遊び体験をぜひしてもらいたいです。
そのためには大人自体が自然に戻る必要があるかもしれません。
話がすこしそれました。
みっちゃんは「生きてる」って実感、他の場面で感じることはないのかな?

Michiko
「生きている」という、実感。
そうだね。以前、病院で働いていた時は、生死の現場にずっといたから、「わたしは、生きてるんだなぁ。」と、よく思ってました。
でも、その時と、今とは思いや感覚が違うのです。
なんて言うのかな、プラスなんです。
全身の細胞が喜んで、「生きてる」っていう感じを赤目に来て自然を感じて、思うようになったんですよね。
自然の中で私も生きているということ、私も自然の一部なんだということを身近に感じるようになりました。
『生を養うは食にあり』
私が今、務めている診療所の待合室にある、先生が大切にしている言葉です。

生きることは、食べること。
食べることは、生きること。

食べものをつくることは、生きることと深く繋がっていると思います。
私たちが食べたものが源になり、細胞を再生させ、エネルギーになり、身体も心もつくっているのだもの。

Takao
そっか、生と死の現場。僕には想像がつかないようないろんな体験をしてきたんだね。
けれど、その時とは違う感覚。細胞の感覚。素敵だね。
僕は、体を動かして、体が少々いたいなぁと思いながらビールを呑んでいる時に喜びが。。。
自然のサイクルの中の一部であること、それはたべものをつくることで感じやすいのかもしれないですね。すごく単純なこと。

さて、たべるものをつくるということ、そこから少し発展してお話をすすめていこうと思います。震災、経済、環境、戦争、原発、、、どうしても重たいことも含めて考えていく必要があるように思うんですが、みっちゃんはどうかな?

Michiko
震災、経済、環境、戦争、原発。
今、起こっている現実の世界のことだね。
その中で、たべものをつくるということかな?。
今回の震災、津波、原発事故が起こり、私が今思っていることは、自分の足場をしっかりかためる、地面に足をしっかりつけて生きていきたいなと思いました。
自分にできることは何かな、何か役に立てることがしたいと、震災直後は思っていましたが、自分自身がグラグラなのに、誰かの役に立つことは難しいと思うようになりました。
今、赤目で少しずつ、自分のたべるものをつくっています。
家族ができたときには、家族と一緒に、自分たちがたべるものは作れたら嬉しいなと思います。
きっと、一昔前はそうやって生活していたんじゃないかな。
家族で、村で協力しながらみんな生きていたのではないのかなと。
質問に答えられているかな?。
Takaoくんはどうかな?。

Takao
僕は、今起こっている世界の様々なこと、もしかしたら原因は見えないってことにあるかなと思うようになってきました。
見えないことってすごくすごく大切なことが多い。
愛、差別、人間関係、価値、放射能、、、
ちょっと乱暴だけど、見えないことって想像するしかないし、見ようとしないとないものにできてしまう。
自分が見えてるものだけでなく、見えないものに対してどう向き合って行くか。
自分の心に根っこをはって、一歩ずつ進むしかないなぁ。
あ、話がとんでしまいました。
みっちゃんの話、よくわかります。今の話とくっつけて考えると、家族の絆、村の絆、自然との絆、
これら見えないことの関係をもう一度見つめることが大切なのかもしれないです。
しあわせ。これも見えないもの。物質的な豊かさは見えるものだけど、しあわせは見えない。
家族を持って生活を営むこと、僕もみっちゃんもまだできてないけど、基本はそこにありそうですね。

ここまでお話してきて、すこしたべものをつくるということから離れて、新たにテーマを考えてお話してみてもいいかなと思います。
ここまでを振り返って、キーワードみたいなものがいくつかでてきたように思います。
そこからテーマを考えてみてはどうでしょう?

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