「まんが パレスチナ問題」

「まんが パレスチナ問題」山井教雄著 講談社現代新書

以前に紹介した、広河隆一さんの「パレスチナ」を最近読み直していました。
他にも、内田樹さんの「私家版・ユダヤ文化論」なんかも読みつつ。
やはりこの問題は世界のあらゆる問題を考える上でとても大切だと思ったのでした。
今回、改めて大雑把に外観をなぞろうとこの本を手に取ったのです。
まんがというか、文章に多くのイラストがついているという形式ですが、とてもわかりやすいです。
実質1日かからずに読めました。

世の中は正義と悪できれいに分かれていたら単純なのですが、そうでないから難しい。
僕は正義のために、っていう言葉がなかなか信じられないし、信じないほうがいいと思っています。
正義の名のもとでいかに多くの血が流されてしまったか。
日々の暮らしを平和に営むだけで多くの満足があるのに。
それが妨げられるのはとてもつらい。
自分とまったく違う価値観の持ち主と共存することはとてつもなく難しいとは思います。
けれど、かならず共通点は見いだせるはず。

この本の最後には、パレスチナ人とユダヤ人の違いは生まれた環境でしかないことが書かれています。
先天的な違いはないのです。
とうことはすべては思考の様式の違い、頭の中で考えている概念が違うだけなのです。
その違いをわかりあい、共存することがとても難しいのですが。
なんとかこの世紀中に乗り越えられることを心から祈ります。

自分の周りにもある同じ構造の問題、これは自分の問題でもあります。
考え続ける必要があります。


Takao

6 コメント :

  1. なかがわさん

    こんばんわ、お久しぶりです。

    私はなかがわさんのように難しいことはわかりませんが、
    私の周りにもおかしいことは山のようにあります。
    どうにも、もどかしい問題が。
    その問題に向き合うことはとても大変なことだし、逃げたくなることもしばしば・・・
    でも、逃げてはダメなんですよね。

    あなたの向き合っている問題がどんなことなのか詳しくはわかりませんが、
    あなたの言葉を聞いていると、とても共感し、とても苦しくなります。
    そして、私も頑張って向き合わなくてはと思います。

    あなたの苦しみはわからないけど、あなたの考えに共感することを
    どうしてもお伝えしたくて書いています。

    変な文章でごめんなさい。





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  2. そらさん

    こんばんは。
    コメントありがとうございます。
    難しいですよね。ふたをしたくなることはたくさんあるし、追いつめられたらどういう決断を下すかは自分でも自信ないなと思います。
    幸い、僕は今そういった状況に追い込まれていることはないし、とても幸せな生活を送っています。
    さしせまってないから、世界の問題を見つめようと思うのかもしれません。
    けれど、たぶん身の周りのあらゆる問題は世界で起きている問題の縮図なのだと思います。
    パレスチナの問題を読んでいるととてもしんどいけど、それが起きている構造は自分の身の回りにある問題と同じように思えてきます。
    繰り返しになってしまいますが、僕は自分の身の回りに起きるやっかいなことときちんと向き合う自信があまりないです。
    だからこそ、まさしくそらさんと同じように、問題と向き合わないといけないと思っています。
    何を考えていても全部鏡のように自分にかえってきてしまうから、常に自己反省を続けないとダメになっちゃうのかもしれません。

    僕にとっても、そらさんの問題は詳しくわからないのですが、問題の構造は同じかもしれません。
    その問題と頑張って向き合おうと思うそらさんはとても勇気がある、と感銘をうけました。
    僕こそもっと自分を見つめ直して生きねばと改めて思いなおしました。

    コメント、ほんとにありがとうございました。

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  3. なかがわさん

    こちらこそお返事ありがとうございます。
    とてもうれしいです。
    自分の考え、気持ちを言葉にして人に伝えるのはとても難しいことなのですが、
    自分の気持ちに正直に、頑張っていこうと思います。

    私の方こそ、なかがわさんの言葉にたくさん勇気をいただいてます。
    ありがとうございました。

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  4. シリウス星人2014/08/11 1:00

    武器商がいるから戦争をやってる…というかやらされてる。
    世界中の人たちは、普通の暮らしを望んでる。
    ただ、その普通の人たちを騙してお互いに憎ませて、戦わせて、
    それで金儲けをしてるヤツらがいる。
    それに気づかないとね。

    みんな、旅に出たらいい。
    そしたら、みんなたいしてどこの国も変わらないって分かるんですよね。
    で、助けてくれる人がいたり、仲良くなったり、美味いもの食べたりね。

    旅はいい。

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  5. シリウス星人さん
    コメントありがとうございます。
    そうですね、武器商人はどういう気持ちなのか、僕には想像が難しいです。
    僕に出来ることは何だろう?
    と考えたのですが、僕も自分の中にケモノがいるんですよね。
    たぶんみんなもケモノを飼っているように思うんです。
    だから、僕に出来るのは自分のケモノの部分と上手く折り合いをつけていくことかなと思います。
    ケモノが変に暴れ出さないように、エネルギーをいい方向に向けられるような状態を作ることが大事かなと思います。
    他人を変えるのはたぶん不可能で、けれど自分が変わったら知らない間に他人も変わっていることがあるように思います。
    僕は世界を変えたいと思って、アンチの運動に参加しかけたこともあったのですが、結局自分自身と和平を結ぶことに戻ってきました。
    ともかく、世界から少しでも不幸が減ることを切に祈っています。

    たしかに、旅にでると視野が広がるし、失敗をしたり、笑顔はどこにいっても通じることを学んだり。。。
    旅から学ぶことはとてもたくさんありますね。
    いろんな経験はきっと自分を豊かにしてくれているように思います。

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  6. シリウス星人2014/08/14 0:24

    へ~、ケモノね。
    闇の部分ってみな、持ってますよね。
    分かる。分かる。
    見ましたよ。ほんと。でも、もう乗り越えたんですよ。自然にね。いや、ちょっと、年くっただけかな…(笑)

    自分も他人の闇の部分も、見た感じ。

    それって、多分、自分にも他人にも過剰に「期待」するからイライラするんでしょうね~。
    自分に対しても他人に対しても、許すことが大事じゃないかな?
    ってか、みんなまじめで自分に厳しいからね~。そういう、教育されて育ったからね~。

    私は、ゆる~い感じに生きるのが大事だと気づきました。そしたら、すごく生きるのって楽ですよ。
    そしたら、ゆる~い感じの人たちに出会う、出会う…(笑)

    なかがわさんも色々あったんですねえ。アンチの運動…へ~。

    ま、類は友を呼ぶで、…写し鏡ともいうのか、とにかく、気分よく生きるのが大事ですよね~。

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