便利とウラハラ

先日、名古屋に用事があり車で名古屋に行きました。
無事用事が終わり、現場を出たのが18時前、高速道路にのってさぁあと2時間もすれば着くだろうと思っていると、、、
高速道路がまったく動きません。ほんとにまったくと言っていいくらい。
後ろも前も車でぎっしり。同乗していたHさんと事故でもあったかな?と楽しく話していたのも最初のうち。待てども待てども進みません。。。
あの、、トイレ行きたいんですが、、と思ってもどうしようもなく、、
結局、一つとなりのインターまで3時間くらいかかってしまいました。
どんな事故だったかはわかりませんが、一つ先のインターで完全道路封鎖が行われており、インター出口付近では、「重大事故のためこのインターで降りよ。」と書かれた電光掲示板が光っていました。
 高速が使えず、ようやく降りた下道も結構混んでいたので、名古屋を脱出するだけで5時間近くかかってしまいました。結局、家に着いたのは夜中0時すぎ。なんと6時間半もかかってしまったのでした。
 車の中でいろいろ考えたのですが、まず、事故にあわれた方、どんな事故だったかわかりませんが、無事を祈ってます。それと、用事が終わるのが遅かったことに感謝。というのも、もし予定通りの時刻で高速にのっていたら事故に巻き込まれていたかもしれなかったので。
 そして、あらためて考えさせられたのは便利さって常にリスクとウラハラなこと。今回はちょっとしんどい渋滞で時間とトイレの我慢ですみましたが、もし都心部の高速道路にいて大きな地震でどうしようもなくなったら。。。
ほんとにどうしようもないじゃないか。。。
僕が今回遭遇したようなことが地震時には同時に町全体に起こるのです。都市の機能が失われたらそこに残るのは非力な何万という人の群れ。
想像してぞっとしました。
日常的には都会は便利で自由に思えますが、それは人間にとって都合のいい時だけで、大きなスケールでダメージを受けた時には一変してしまいます。まさに砂上の楼閣。
終わる時は唐突なんではないでしょうか。
どんなことにもリスクはつきものなので、何を選ぶかはそれぞれの判断ですが、大きな大きなリスクほど想像力が及ばないこともあります。
「赤信号、みんなでわたればこわくない。」
いや、僕はこわいし、わたらない選択をしていこうと思います。

Takao

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